「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか?猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。

もともとアンデスに暮らすチンチラさんたちにとって、暑さに加えて湿度も高い日本の夏は、少々過酷な環境。加えて、夜行性の彼らを怯えさせるアレもこの季節には多く…。

チンチライフの第108話です。

第108話:日本の夏、チンチラの夏

1/8

 

2/8

1/8

 

3/8

 

4/8

1/8

 

5/8

1/8

 

6/8

 

7/8

1/8

 

8/8

漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、元保護チンチラの福くん、デグーの棟梁ちゃんというネズミさんたちと一緒に生活しています。

もともとアンデスの高地に生息する生き物であるチンチラは、日本のような高温多湿の環境では生きていくことが難しいとされています。昨年の夏に、祭さんの家(日本)で生まれたあみだちゃんも例外ではなく、初めての梅雨を迎え、暑さと湿気でぐったり気味。

ゴロゴロとカミナリの音が鳴り響く雨の日のこと。いつにも増してじめじめとした湿気が部屋中に漂っているのか、この日もあみだちゃんはテンションがあがりません。見かねた祭さんが、「あみちゃんごめんね。日本は高温多湿なのよ~。」といいながら、エアコンのスイッチをいれました。

少しでも早く湿度を下げようと、さらに除湿器もスイッチオン。そして、お部屋が快適な状態になるまで部屋んぽで気分転換をさせようと、あみだちゃんをケージの外へ。

すると、そのタイミングで、ぴかっという光とともに、ドドーンという大きな音が!思わず「うわっ」と驚く祭さん。どうやら大きなカミナリが、近所に落ちてしまった模様。あわてて、あみだちゃんを見ると、これまたびっくりしたのか、床にうずくまってワナワナと震えています。

あみだちゃんのそばにしゃがみこみ、「そういえば、あみだはカミナリも花火大会も未体験だったね…。」とつぶやく祭さん。と、次の瞬間。あみだちゃんは、急いで祭さんのお尻の下に潜り込み、恐怖を訴えるかのように鳴き叫び始めました。

「ギョワッ、ギョワッ、ギェ~~‼‼‼」

祭さんのお尻の下で、ひとしきり鳴き叫んで落ち着いたところで、「よしよし、びっくりしたねえ。」とあみだちゃんをそっと抱き上げる祭さん。恐怖が冷めやらず、まだぶるぶると震えている彼に「…でも、お尻の下では叫ばないで欲しいなあ。」と苦笑い。

夜行性のチンチラにとって、強烈な光を放ち、大きな音がするものは、とてもとても怖いもののよう。あみだちゃんの母、おみくじちゃんも花火の音が大の苦手です(第51話参照)。しかし、カミナリも花火も日本の夏の風物詩。「できれば早く慣れて欲しいなあ」と思わずにはいられない、飼い主の祭さんなのでした。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

つづきを読む

前回のお話

チンチライフをもっと読みたい方はこちらも