老後のお金は「自分で作る」時代に
長引く新型コロナウィルスの影響により、依然として飲食店をはじめさまざまな業種で営業の自粛等が続いています。
民間企業にお勤めされている方の中には、その影響をダイレクトにいまもなお受け続けている人もいらっしゃるかもしれません。
しかしそんなときだからこそ、ご自身の資産状況をしっかり把握し、将来に備えていく視点を持ちたいものですね。
超低金利時代と言われるいま、銀行などの預貯金でお金を増やしていくことは難しいでしょう。そんな今こそ、お金に働いてもらうという発想、つまり「資産運用」に目を向ける好機であるともいえそうです。
資産運用は「時間を味方につける」
老後の不安を解消するための「お金の準備」は、できるだけ早めのスタートをお勧めします。
資産運用のポイントは「時間」を味方につけることといえるでしょう。
とは言え、元本保証のない資産運用は、よくわからないし不安だから始められないという人がいらっしゃるのは自然なことです。
そのようなときには、「お金のプロ」への相談を考えてみてもいいかもしれません。
IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)が、金融機関から独立した中立の立場でお金の相談に応じてくれるサービスも増えてきています。
自粛生活の在宅時間を充実させるためにも、資産運用の第一歩を踏み出してみませんか。
参考資料
- 人事院「退職手当の支給状況(令和元年度退職者)」
- 内閣人事局「早期退職募集制度について」
- 総務省「平成31年地方公務員給与の実態」
- 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況」より「退職給付(一時金・年金)の支給実態」
- LIMO編集部(LIMO) 公務員の退職金で老後は安泰か
吉田 奈都子