貯金格差を埋めるために

2022年4月以降、公的年金の繰下げ受給年齢の上限が、70歳から75歳まで引き上げられます。(「繰下げ受給」とは65歳より「後ろ倒し」で年金をもらい始め、遅らせた月数に応じて受給額が増える制度です。)

これは、そもそもの公的年金受給開始年齢の引き上げへの布石であるという見方も噂されています。

公的年金に頼らず「自助努力」で老後に備えなければならない時代は、もうすぐそこまでやって来ていると言えるのかもしれません。

そこで皆さんに検討をおすすめしたいのが「お金にも働いてもらう」、つまり資産運用です。

とは言え、大きなお金を投資して短期的に大きなリターンを得るような方法は、積極的にはおすすめしません。

できれば、「長期的に、毎月少しずつ」積立投資していく方法を検討されるとよいかもしれませんね。リスクを分散しながらリターンを安定させることが可能となります。

長期運用すればするほど、お金は複利効果でどんどん増えていきます。老後も運用をできるだけ続けて、必要な分だけを取り崩していくことで、お金の不安を和らげることにも繋がりそうです。