英国の金融当局が2017年にある報告書を発表しました。その報告書では有識者が多くの分析とインタビューを重ねて世界中からお金との向き合い方を良くするための経験則を分析したそうですが、多くのものが、「普遍的でない」「事実に基づいていない」などの理由で、「使えない」と判断しています。

代わりに作った「お金に関する経験とナッジ」は5つにまとめられて、非常にシンプルな考え方です。表にまとめましたので、下記をご覧ください。

今回はルールの1番目に指摘されている「定期的に金銭状況を把握する」という点を深掘りしたいと思います。これが家計簿をつけると同じことなのです。家計簿をつけることは、海外でも認められた大切なポイントだといってもいいでしょう。