「ミスド」の愛称で親しまれているミスタードーナツは、創業50周年を迎えるほど長きに渡り多くの人々に親しまれ続けている会社です。日本人にとってなじみのなかったドーナツを身近にしてくれた存在ともいえます。
そんなミスタードーナツの中でも人気シリーズとなっているのが「misdo meets」です。今回、ミスドでは2021年7月2日(金)から「株式会社BAKE」の代表的なブランドである、焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」とシュークリーム専門店「クロッカンシュー ザクザク」との共同開発が実現。1つの企画で2つのブランドが「misdo meets」を展開するという初の試みは、早速話題となっているようです。
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日本のミスタードーナツは株式会社ダスキンによって運営されています。国内の店舗数は961ショップとなっており(2021年3月31現在)、ドーナツチェーンといえばミスタードーナツといっていいほどのシェアを誇っています。
株式会社ダスキンが2021年5月に発表した「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」によりますと、ミスタードーナツが属するダスキン内の「フードグループ」全体の売上高は、主力事業であるミスタードーナツの全店合計来客売上が増加したことで、前期から2億9700万円(0.8%)増加、365億6100万円となりました。一方、営業利益はカフェテリアショーケースの入替費用を計上したこと等により、2億6600万円(39.1%)減少し4億1400万円という結果に。
ミスタードーナツでは「ミスドゴハン」の強化をはかっているそうですが、コロナ禍によるイートインの売上の減少が大きかったことや、稼働店舗数が減少したことなどが影響し苦戦が続いているようです。
ただ、テイクアウトについては持ち帰りの需要増に伴う客数増加に加え、買い上げ個数の増加によりお客様単価も上昇し売上は増加しているとのこと。50周年アンバサダー菅田将暉さんによる数量限定のスペシャルテイクアウトBOXがテイクアウト売上の増加に寄与するなど、独自の戦略を進めています。
また、「misdo meets」シリーズでは、さまざまな企業やパティシエと共同開発を実施。なかでも2021年1月に期間限定で始まった「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」と共同開発した「misdo meets PIERRE MARCOLINI ピエール マルコリーニ コレクション」は大人気となりました。