「年金だけでは足りない!」老後資金対策
20~30代の間は、まだ年金や自分の老後というイメージが付きにくい方も多いかも知れません。40~50代になると身近に感じ始める方も多いものですが、遅かれ早かれ訪れるのが老後生活です。
お金の問題は早くから対策に取り組んでいるほど負担が少なくなりますから、始められそうなものから取り組んでみましょう。
対策① ボーナス払いを使わない習慣づくり
老後の年金生活に入ると、ボーナスや特別手当のようなものはなくなります。そのため、生活に足りないお金はすべて預貯金など、自分の資産から補うことになります。
毎月の収支が赤字で、ボーナスで赤字を補填したり、買い物をする時にボーナス払いが多くなったりしている方は、月々の収入のなかでやりくりする習慣を付けたほうがいいかもしれません。
対策② 先取り貯金の習慣づくり
年金生活に入るまでに「お金を貯めておきたい」と考えたときに意識したいことが、「先取り貯金=貯金の確保」です。
毎月の収入から、「残ったら貯金する」方と、「毎月必ず貯金する金額を決めて、残りのお金で生活する」方とでは、やはり先取り貯金を実践している方のほうが、貯金額も多い傾向にあります。
「1年で10kgくらい痩せたいな~」と思いながら気が向いた時だけ運動をするよりも、「1年で10kg痩せるために毎日30分運動をして毎月1kgずつ体重を減らしていく」といったように、具体的にこつこつ実践する方が成功しやすいのと同じ原理ですね。