つまり、原則としてその時点の口座残高以上の金額は使えないので、「使い過ぎが心配」な人はデビットカードが向いていると言えるでしょう。
また、クレジットカードだと翌月にどのくらい引き落とされるか分かりにくいもの。その点、デビットカードは即時払いであり、銀行の通帳に履歴が残るので、家計管理が苦手という人も何にどのくらい使ったか把握しやすいという利点があります。
デビットカードの種類
デビットカードには、J-Debit(ジェイデビット)と国際ブランド付きカードの2種類があります。
J-Debitは日本デビットカード推進協議会に加盟する店舗において、手持ちの銀行のキャッシュカードで支払いができるもの。基本的に利用の申し込みや年会費は不要です。
使い方は、J-Debit加盟店にて、お勘定をする際にJ-Debitで支払う旨を伝え、キャッシュカードに設定している4桁の暗証番号を入力すれば完了です。
もう一は、VISA、Mastercard、JCBといった国際ブランドと金融機関の提携によるデビットカードで、VISAならVISAのクレジットカードが利用できる店舗で使用できます。
スーパーやコンビニ、100均など普段利用する店舗でも国際ブランドで支払いができる場所は多いもの。ただ、クレジットカードと違い、デビットカードなら支払いと同時に支払い口座から引き落とされるので、現金と同じ感覚で利用できるのです。
なお、利用申し込みや年会費については金融機関ごとに決められています。