この割引にはカラクリがあり、「ご契約期間の初日の属する月までの期間」が含まれていることが条件となっています。

たとえば、自動車保険を新規で契約する場合であればトータルで5年間は新車割引が適用されますが、今の車から乗り換える手続きである「車両入替」をした場合はこの割引が最大限使えない可能性があります。

そういった場合には、今の契約を一旦解約し、納車日に合わせて新規契約をする「中途更改」の手続きを取るといいでしょう。

「ディーラーで保険加入」の付加価値とは

自動車保険の保険料は、同じ会社であればどこ経由で加入しても保険料は変わりません。ですが、加入する場所によっては保険にプラスアルファの付加価値が付与されている場合があります。それは「ディーラーで保険加入」するケースです。

これは自動車メーカー独自の施策となっている保険サービスで、新車から1年間あるいは3年間など利用期間に制限が設けられているケースがありますが、ちょっとした修理(バンパーの擦り傷やガラスの飛び石傷)について保険を使わずに格安で補修できるというサービスです。

国内メーカーであれば日産やホンダがこの手のサービスを行っています。代理店型の自動車保険に加入しているという方で、新車や高年式車をディーラー購入する場合は問い合わせしてみてもいいでしょう。

ちなみに付き合いがないディーラーであっても保険の加入をすることができますので、ご安心ください。