悲願の過去最高業績更新を捉えたローム、成長のカギは車載と海外 SiCデバイスはシェア30%獲得目指す 2021.06.08 09:00 公開 執筆者電子デバイス産業新聞 電子デバイス産業新聞 京都の半導体メーカー、ロームは5月11日に2021~25年度の中期経営計画を発表した。20年来の悲願であった過去最高売り上げの更新を射程に収め、さらなる成長を目指していく。25年度に売上高4700億円(20年度実績3598億円)、営業利益率17%(同10.7%)を目標に掲げる。過去10年間に取り組んできた民生から車載への注力市場シフト、SiCパワーデバイスに代表される戦略商品の育成といった成果をバネに、飛躍を遂げようとしている。長年越えられなかったハードルをクリアできるのか、注目される。 記事の続きを読む 1/3 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ルネサス、欧州半導体大手のダイアログ買収へ 国内半導体大手のルネサス エレクトロニクスは、アナログ半導体が主力のダイアログ・セミコンダクターを買収する。発行済み普通株式および発行予定普通株式のすべてを取得し、完全子会社化する手続きを開始する。買収金額は約49億ユーロで2021年末の取引完了を目指す。ルネサスは買収を通じてアナログ分野を一層強化し、事業ポートフォリオの拡充を図る。 国内中堅半導体のサンケン電気、社長交代を発表 国内中堅半導体メーカーのサンケン電気㈱は、取締役上級執行役員の髙橋広氏が新社長に就任する人事を発表した。現社長の和田節氏は退任後、取締役会長に就任予定。同社は一部事業の譲渡や拠点集約などを進めているが、一連の事業構造改革にめどが立ったことから、新体制に移行して成長戦略の実現を目指す。 半導体シリコンウエハー国内主要各社、新工場建設の検討進む 信越化学工業、SUMCOのシリコンウエハー供給の大手国内2社が、相次いで新工場建設に向けた具体的な検討に入った。これまで既存工場の空きスペースに製造設備を追加して能力を高める「ブラウンフィールド投資」が主体だったが、半導体産業の長期的な成長が見込まれるなか、工場建屋から建設する「グリーンフィールド投資」が今後増えてくる見通しだ。今後、設備投資負担の増大に対して、顧客である半導体メーカーがウエハー価格の値上げにどの程度応じるかどうかがポイントとなりそうだ。 半導体製造の自給率アップへ、欧米で資金支援相次ぐ 日本はパワー半導体強化に照準 半導体強化へ業界団体が政府に提言書、国際競争力強化へ5項目要望 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #ローム