続いて、同調査の「図33 世帯の平均支出月額の内訳」を確認しました。

世帯の平均支出月額の内訳

1位:食料(19.7%)
2位:税金(13.6%)
3位:社会保険料(12.1%)
4位:住居(家賃・ローン返済額を含む)(10.5%)
5位:交通・通信(7.3%)
6位:光熱・水道(7.1%)
7位:保健医療(5.8%)
8位:日用雑貨等(5.2%)
9位:教養娯楽(5.2%)
10位:子の教育(5.0%)

その他8.5%を除く費目でみても、「生きるだけでかかるお金」が大半で、いわゆる「ゆとり」の費用とみられる教養娯楽費は5.2%。金額にして約1万9000円という計算になります。

国家公務員の退職金「平均」はどのくらい?

引き続き、人事院「退職公務員生活状況調査」を見ていきます。

図37「赤字が出る場合の対応(複数回答可)」では、「退職手当を取り崩す」が71.9%で、多くの方が退職金を頼りにしていることがわかります。

それでは、国家公務員の場合、いったいいくらの退職金が受け取れるのでしょうか。