年収1000万円以上の人は年間100万円貯金する?
年収1000万円の人がいくら貯金しているでしょうか。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」によると、年間収入の1000万円~1200万円未満の人の貯蓄の平均値は2386万円、中央値1500万円です。(金融資産を保有していない世帯を含む)
平均値で2000万円以上の貯蓄があることがわかります。
また同調査(金融資産保有世帯)によると、年間収入1000万円~1200万円未満の人は、平均16%を貯蓄に回していることがわかります。
仮に、年収1000万円の人の手取り額を約720万円とした場合、720万円×16%=115万2000円を貯金していることになります。
具体的に内訳を見てみると、貯金をしなかった人は12.5%、一方で収入の35%以上を貯金する人が8.3%います。
要するに、年収1000万以上の人の中でも「貯蓄をする人」と「貯蓄をしない人」がいるということです。
昨今は人生100年時代とも言われています。ゆとりある老後を送るためには、早めに老後資金の準備をしておくといいかもしれません。