ホンダジェットの現状と宇宙への可能性。ホンダの挑戦を振り返る

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2021年4月23日に、ホンダ(本田技研工業株式会社)の新社長である三部敏宏氏が社長就任会見を行いました。そのスピーチの中で「更に次の夢として、モビリティを三次元、四次元に拡大していくべく、空、海洋、宇宙、そしてロボットなどの研究を進めています。」と、宇宙事業への進出の可能性を感じさせます。

今回は、小型ジェット機HondaJet(ホンダジェット)の現在の姿および、航空宇宙業界への展開について、ホンダの公開情報も併せて振り返っていきます。

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ホンダジェットの現在の状況

ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)の発表によると、「HondaJet」の2020年暦年(1月~12月)のデリバリー(引き渡し済)数が31機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて4年連続で世界第1位(※General Aviation Manufacturers Association(GAMA)調べ)の実績と、好調な推移でした。

General Aviation Manufacturers Association “General Aviation Aircraft Shipment Report (2020 Year-End)”によると、HondaJet(HA-420)の四半期別のデリバリー数推移は、下記の通りです。

  • 2020年1~3月:7機
  • 2020年4~6月:2機
  • 2020年7~9月:8機
  • 2020年10~12月:14機

通期計:31機

特に2020年下期(7月以降)のデリバリー数の伸びが著しいことがわかります。

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執筆者
當瀬 ななみ

東京大学文学部卒。大学卒業後、株式会社カヤックなどの複数のソーシャルゲーム企業でゲームの企画や運営・KPI分析に従事。現在はwebサービス・アプリを運用する、東証一部上場の事業会社に勤務し、サービス企画・ディレクション・KPI分析・担当サービスのP/L管理に従事。業務の一環として官公庁の統計データ分析・企業の決算分析などを行っていたことから、経済メディアに寄稿多数。webサービス・アプリの実績を分析し、それらが及ぼす影響についての解説記事を執筆。