実際に計算してみて、「退職金だけで何とかやりくりできる」となればひとまずは安心です。反対に、もし退職金だけでは足りないと分かった場合には、明確に不足金額を把握できるため、適切な目標金額と資金計画を立てることに役立ちます。

自分一人ではどのように計算すればよいか分からないという人は、お金のプロフェッショナルに計算してもらうことをおすすめします。今は、無料でお金の専門家が相談に乗ってくれるサービスも充実していますので、情報収集をしながら老後資金の準備に活かしましょう。

まとめにかえて

退職金はあるに越したことはありません。

しかし、退職金があることに安堵して老後への準備を怠り、引退後に途方に暮れてしまう…という事態は何としても避けたいものです。

そのためにも、自分自身が必要とする老後資金の金額を早めに把握しておくことはとても大切です。

目標金額が明確になったら、効率よく資金を準備する方法も合わせて、お金の専門家に聞いてみるとよいでしょう。自分一人では思いつかなかった役立つ方法や視点も、きっと見つかるはずですよ。

参考資料