高コスパの商品を提供し、主婦の味方としてSNSでも話題の業務スーパー。さまざまな商品を取り揃えており、他店にはない魅力で人気を集めています。

神戸物産の「月次IRニュース」(2021年4月23日)によると、2021年3月の売上総利益は31億46百万円(前年同期比114.2%)でした。2021年も利便性の高い冷凍食材などが売り上げを牽引しているようです。店舗数も順調に増えており、さらにはプライベートブランドも好調。今後も安定した経営が望めるでしょう。

本記事では、業務スーパーの食品の中から、コスパ最高&SNSで話題の食品7選を紹介します。他店より低価格の商品を提供できる理由についてもみていきましょう。

業務スーパーが他店より安い理由 

業務スーパーの商品は、他店よりも低価格なのが魅力。しかし、あまりにも低価格だと品質に不安を抱く人もいるかもしれません。そこで、業務スーパーが他店よりも安く商品を提供できる理由を紹介します。

大量に仕入れてコストを抑えている

業務スーパーでは、商品を1コンテナごとなど、大量ロットで仕入しています。まとめ買いで仕入れ回数を減らし、取引時の手間や輸送コストを抑えているのです。また、店舗への商品陳列も段ボールのまま並べるなど、時間や手間を省くための工夫がされています。

廃棄リスクの少ない商品を取り扱っている

生鮮食品は賞味期限があるため、場合によっては廃棄になるリスクがあります。しかし、業務スーパーで取り扱う商品は、真空パックや冷凍食品などがメイン。そのため、管理の手間や廃棄によるロスを抑えられるのです。

オリジナル商品を提供している

業務スーパーはオリジナル商品にも力を入れています。自社の工場を構え、製造から販売までを自社グループで一貫して行うことにより、中間マージンなどの削減に成功しています。

このように、業務スーパーでは経費や製造コストなどを抑える工夫がされています。そのため、低価格で商品を提供することが可能なのです。