会社員「退職金だけで大丈夫?」老後のお金を考える

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「石の上にも3年」

みなさんの中には仕事に悩んだ際に、親や上司からこうアドバイスされたことがある方もいるのではないでしょうか。

今は以前に比べ、スキルアップのための転職や経験を活かして独立するなど、働き方は多様化しつつあります。しかしその一方で、なかなかキャリアチェンジに踏み切れない方が一定数いることも事実です。

「今の会社は安定しているから」「定年までいれば退職金がもらえるだろう」といった理由であることが多いようです。

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確かに、年齢や勤務年数に応じて賃金が上がっていく年功序列や、定年まで働き引退時にはまとまった退職金がもらえる終身雇用制度は、雇用を安定させ生活に安心感を与えます。

では実際に、同じ会社に長く勤めることで期待通りの退職金を受け取れているのでしょうか。

今回は、調査結果を参考に「会社員の退職金事情」について見ていきたいと思います。

会社員の退職金はいくらか

それでは、日本経済団体連合会の「退職金・年金に関する実態調査結果(2018年9月度)」をもとに、学歴別の退職金支給額を見ていきましょう。

標準者退職金(学校卒業後直ちに入社し、その後標準的に昇進・昇格した者を対象に算出)

  • 大学卒(総合職):2255万8000円
  • 高校卒(総合職):2037万7000円
  • 高校卒(生産・現業):1817万2000円

学歴や職種によって金額に差が見られるものの、学校卒業後すぐに就職して定年まで勤めあげた場合には、おおむね2000万円前後の退職金を手にしていることが分かります。

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執筆者
  • 鶴田 綾
  • ファイナンシャルアドバイザー

福岡女学院大学卒。卒業後まもなく渡米、1年の留学生活の後、日本郵便株式会社にてリテール営業に従事。特に生命保険の販売では商品分析を得意とし、豊富な商品知識を持つ。お金の悩みに徹底的に寄り添う姿勢で顧客からの信頼も厚い。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。