資産形成を本気ではじめたいなら金融のプロに!
50代の貯金と借金について、ここまで解説してきました。
先述したデータより、50代世帯は資産を「持つ世帯」と「持たない世帯」の二極化が進んでいることがわかりました。50代世帯の資産状況を目の当たりにして、老後生活に不安を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
人生100年時代が現実となった現在。長い老後を豊かに暮らすためにも、お金の準備はできるだけ早めにスタートすることが肝心です。
50代で貯金が少なくても諦める必要はありません。資産形成は、思い立った日が吉日です。ぜひ資産運用を前向きに検討してみましょう。
50代は20代、30代と比べると老後までの時間が限られているのは事実ですが、投資や運用を老後も続けることで、リスクを極力低くした資産運用も可能です。
とはいえ、資産運用の経験がない方にとって、投資や運用のハナシは少々ハードルが高い話題でもあります。まずは、お金のプロのアドバイスを受けつつ、ご自身の人生設計に合う資産形成を考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年調査結果」
- 金融庁「人生100年時代における資産形成」平成31年4月12日
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」令和元年6月3日
齊藤 慧