定年退職後も働くシニア世代が増えていますね。

いわゆる「団塊の世代」が70代に入り始めたことなどから、2017年以降は特に70歳以上の就業者数が増加しているようです。

「なぜ定年後も働き続けるのか?」その理由はさまざまでしょう。なかには「お金の不安を解消するため」という方も多いはずです。

では、実際、70代のみなさんはどのぐらい貯蓄がある状態なのでしょうか。

本日は、10年以上大手金融機関で勤務した経験のある私から、70代世帯の貯蓄事情や「老後のお金」についてお話して参ります。

70代世帯の貯蓄はいくらか

では早速、70歳以上世帯の貯蓄額を金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」をもとに見ていきましょう。

金融資産保有額(金融資産保有世帯)
70歳以上・二人以上世帯

  • 100万円未満:5.3%
  • 100~200万円未満:5.1%
  • 200~300万円未満:3.2%
  • 300~400万円未満:3.7%
  • 400~500万円未満:3.2%
  • 500~700万円未満:8.0%
  • 700~1000万円未満:7.7%
  • 1000~1500万円未満:14.6%
  • 1500~2000万円未満:9.8%
  • 2000~3000万円未満:12.8%
  • 3000万円以上:23.4%
  • 無回答:3.2%

平均:2208万円
中央値:1394万円

次では金融資産を保有していない世帯を含む場合の分布を見ていきます。