Bさんともうひとりのワーママが、「それはあなたの態度がいけないよ」と注意しても、どこ吹く風。それどころか、問題の女性の公私混同はどんどんとエスカレート。ついに、勤務中に堂々とネット宅配の注文を始めたので、上司が大激怒!

すると、こともあろうにそのワーママ「私たち3人、育児をしながら仕事をして、みんなの倍以上頑張っているんです。いつも3人で、『辛いよね』『この職場しんどいよね』とグチを言い合いながら仕事をしているんですよ」と反論。

勝手に「仲間」にされてしまったBさんたち。予想外のことに呆然と立ち尽くすのみ、だったのだそう。

「私たちは迷惑かけないように、と頑張ってきたのに…。今はとても肩身が狭くて、子供の急な体調不良での欠勤や早退を希望すると、胃が痛くなる始末。転職を考えています」

おわりに

ワーママの敵がまさか、ワーママだったなんて…。AさんもBさんも、肩を落としてそうつぶやいたのが印象的でした。

もちろん、こんな非常識なワーママはごく一部。しかし、彼女たちのせいで、すべてのワーママが悪しき印象を抱かれてしまうこともあるのです。彼女たちが、果たして目を覚ましてくれる時がくるのか…それは、神のみぞ知る、です。

大中 千景