日本におけるグループPSAジャパンやFCAジャパンの動向はどうか

グループPSAジャパンの日本における販売実績は好調で、2021年第1四半期(2021年1月-3月)における総販売台数が「過去最高」を記録したことを公表しています。

同社プレスリリース「プジョー、シトロエン、DSオートモビルの 3月の販売好調をうけて Groupe PSA Japanが第1四半期の販売新記録を達成」で公表されている値をもとに当第1四半期の販売台数を整理すると、以下の通りです。

  • プジョー:3907台(販売新記録)
  • シトロエン:1705台(販売新記録)
  • DSオートモビル:225台(※他の公表値より筆者算出)
  • 3ブランド合計:5837台(販売新記録)

この「過去最高」はグループPSAジャパンの前身であるプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社時代の記録も含んで比較したものです。今後の躍進にも十分に期待できるでしょう。

また、FCAジャパンにおいても業績は好調です。

同社プレスリリース「FCAジャパン6か月連続で販売台数記録を更新」では、第1四半期(2021年1月-3月)の販売台数は6858台、対前年同期比で+15%増ということで、市場シェア拡大とともに好調です。

今後も、国内での両社の動向やグローバル視点でのステランティスの動きには注目です。

※2021年4月29日に外部からのご指摘にもとづいて、追記・再編集いたしました。

参考資料

當瀬 ななみ