50代は「最後の貯めどき」なのか?
仮に30代前半で結婚し子どもが誕生したというケースを考えてみます。40代から50代前半あたりにかけては教育費や住宅ローンといったコアな支出が家計を圧迫しがちな時期であるといえるでしょう。
住まいや子どもにかかるお金がひと段落つき、純貯蓄がプラスに転じる50代。先ほども触れたように、貯蓄の成果が見え始め、年収のピークを迎える世帯が多い時期でもあります。
ここを「最後の貯めどき」と位置付け、老後に向けた資産運用に興味を持たれる方が増えてくる年代かもしれませんね。
とはいえ、リタイヤまでの期間が決して長いとはいえない50代のみなさんの場合、やみくもに資産運用をスタートさせることは、リスクが高いといえるでしょう。
そんな場合は、お金のプロのアドバイスを受けながら始めていかれると心強いかと思います。
お金のことは親しい友人どうしでもなかなか話題に出せないものです。信頼できる資産運用の専門家に悩みをぶつけてみることで、ご自身に合った「お金の育て方」が見つかるきっかけになるかもしれません。