進化し続ける有機ELディスプレー、フォルダブルでは偏光板レス化も 2021.04.06 10:00 公開 執筆者電子デバイス産業新聞 有機ELディスプレーは、アップルがiPhoneの2017年モデルに採用すると、スマートフォン市場で急拡大を遂げた。調査会社のOmdiaによれば、21年にスマホの有機ELの搭載率は40%に高まり、メーンストリームになるという。中国スマホメーカーの有機EL搭載台数は、20年の約7000万台から21年は1億台に拡大し、液晶とほぼ同等価格を実現できるようになった、リジッド有機ELの搭載が大きく伸びるとしている。 記事の続きを読む 関連記事 有機EL材料ベンチャーのKyulux、発光材料の基本特許を譲受 有機EL材料ベンチャーの㈱Kyulux(キューラックス)は、九州大学から次世代有機EL発光技術「ハイパーフルオレッセンス(HF)」の基本特許の譲渡を受けることに合意した。譲渡によって製品化を加速させ、競争優位を確保し、企業価値を高める。この実現に向け、シリーズB-Primeラウンドの資金調達で36億2500万円を調達した。 CESに登場した次世代ディスプレー技術 世界最大の家電見本市「CES 2021」が1月11~14日に開催された。毎年、米ラスベガスで開催されてきたが、今回は新型コロナの影響を鑑みてオンラインで開催され、これにあわせて世界のエレクトロニクス企業が最新技術を展示した。各社のリリースから21年に注目を集めるFPD(Flat Panel Display)関連の最新技術をピックアップしてみた。 LG化学、液晶用偏光板事業を中国企業に売却 韓国の大手化学メーカーであるLG化学(ソウル市)は、中国の化学材料メーカーである寧波杉杉(シャンシャン)グループに液晶パネル用偏光板事業を売却すると発表した。売却額は11億ドル(約1兆3000億ウォン)。LGグループでFPD(Flat Panel Display)を生産するLGディスプレー(LGD)がテレビ用液晶パネルの生産を縮小しており、今後の需要が見込めないと判断した。ただし、韓国FPDメーカーが液晶に代わって生産体制を増強し続けている有機EL向けに関しては、韓国の化学メーカーの売り上げは引き続き伸びており、韓国材料メーカーでも「有機ELシフト」の動きが今後も強まりそうだ。 ディスプレードライバーIC各社 FPD需要好調で大幅増収 生産能力不足でタイト感継続 事業化進むマイクロLED~提携や投資計画が相次ぎ具体化~ LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL