待ちに待った退職金、公務員だったらいくらもらえるのか

次に、総務省の「平成31年地方公務員給与の実態(平成31年4月1日地方公務員給与実態調査結果）」から、地方公務員の退職金がいくらになるのか見ていきます。

一般職員で勤続25年以上の定年又は応募認定退職者1人当たりの退職手当額は以下の通りです。

地方公務員では、勤続年数が25年以上で定年退職や応募認定での退職の場合は、いずれも退職金2000万円を超える結果となっています。

退職金をめぐる現状とは

転職をして勤続年数が短い人は、退職金の積み上げが少なく退職金に期待できないかもしれません。

また中小企業やベンチャー企業では、そもそも退職金制度がない場合もあります。

その他、パートやアルバイト、契約社員であるため退職金の支給対象外ということもあるでしょう。

では、大企業に勤めていれば安心かというと、そうとも言い切れません。

大企業でも最近では、退職金額の減額や退職金制度を廃止する動きもあります。

「自分は退職金がもらえるから大丈夫」とも言えない状況かもしれませんね。