ターゲットにされやすい人の特徴
洗脳のターゲットになりやすい人には多くの場合、下記のような特徴が見られます。
- 強いコンプレックスがある
- 気が弱い
- 真面目
- おとなしい
- 寂しがり屋
- プライドが高い
- 周りの人に相談しない
- 孤独な境遇、人づきあいがあまり得意ではない
- 人間関係がうまくいかないと悩んでいる
他人を洗脳しようとするタイプの人物は、こうした人に近づいてよき理解者として振る舞います。そして、不満やコンプレックス、邪魔に思っているモノや人、家庭の状況や友人関係、貯金や資産の状態、勤務先やライフスタイル、弱点や苦手なモノなどを聞き出し、それをネタに洗脳を始めるのです。
身近に起こった洗脳事件
次に、筆者が消費者金融会社に勤めていたときの顧客など、筆者の周辺で起こった洗脳と詐取の実例を紹介します。
気の弱い人をターゲットにしたケース
借入金の返済に詰まった顧客Aの経営する店を訪問したところ、店を開けた瞬間、Aが殴る蹴るの暴行に遭っており通報することに。Aに暴行していたのはAの店の客で、いつの間にか店の売り上げを取り上げられるようになり、ローンなどへの支払いが滞るようになったそうです。