さいごに
今回は『70代以上「貯蓄100万円未満世帯」の割合はどの程度か』と題して、シルバー世代のお金事情を追っていきました。
その結果、金融資産を保有していない世帯を含む70代以上の平均貯蓄額と中央値はどちらも1000万円を超え、前年よりも大幅に上がっていることが分かりました。
とはいえ、貯蓄3000万円以上保有世帯2割程度いる一方、ほぼ同じ割合で「貯蓄100万円未満世帯」が存在している点は注視すべき点といえるでしょう。
「老後のお金の話なんて、遠い先の話すぎてピンとこない」
若い皆さんの中にはそう感じる人も少なくないでしょう。でもちょっと考えてみましょう。
スポーツのテクニック、仕事のスキル、はたまたダイエット。
どれをとっても、目標を達成するためには日頃のコツコツとした努力の積み重ねが必要であることは、みなさんすでにご存じかと思います。
資産形成にも同じことがいえるでしょう。
人生100年時代はすぐそこに来ています。長い将来を見据えた「お金の計画」は少しでも若いうちからスタートされることをおすすめします。
「自分にあったお金の貯め方を知りたい」「お金のことって誰に相談すればいいのか分からない」
そんなお悩みをお持ちのときは、一度資産運用のプロのアドバイスを受けてみるとよいかもしれません。