「年収300万円台でも貯金600万円の人」がやっている貯金のコツ

昨年来のコロナ禍でボーナスがカットされたり、残業がなくなったりして収入が減ったという話題をよく耳にします。先行きにも不安が多い今は、お金を貯めなければ…と考えている人も少なくないでしょう。

でも、「お金を貯めるには収入がしっかりないと」と思いがちですよね。たしかに収入が多いほうが貯金には有利な面があるかもしれませんが、収入がそこまで多くなくてもしっかり貯めている人はいるものです。そこで今回は、収入の割に貯めている人がやっている貯金のコツについて聞いてみました。

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最初のハードルは低めに

年収350万円でも600万円貯まったという20代のAさんは、最初のハードルを低くすることが貯金のコツだと話します。

「いきなり高い目標にしてしまうと、やる気がなくなって続かなくなるという自分の性格はよくわかっていたから、最初の一歩はかなりハードル低めにした。とりあえず1円でもいいから翌月に繰り越すこと、会社に遅刻しない・欠勤しないという2つが最初のルールだった」と言います。

「別に遅刻魔だったわけではないけれど…、何が重要かというと、人事評価を落とさないということ。ただでさえ収入が高くないのに、評価を下げられてはいけないと思って、遅刻や欠勤は絶対しないようにした」と続けるAさん。

「その最初のルールが定着してきたら、ちょっとずつハードルを引き上げていく。私の場合、次は月1万円を翌月に繰り越すこと。これが最初はけっこう大変だったけれど、それを乗り越えられたところで月2万円、3万円と引き上げていった」のだそう。

「貯金残高が増えるとそれを見るのが楽しくなってしまって、家賃を抑えるために引っ越しもした。お弁当を作るのも苦じゃなくなったし、意外と凝り性だからハマると徹底的にやりたくなる。節約や貯金自体が趣味みたいになってしまった」と語るAさん。

自分の性格を熟知していたからこそ、計画倒れしそうな無茶な目標は立てなかったということですね。

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。