「節約すべきもの」を見極める

お金が貯まる人は、収入の多さよりも「節約する力」が大きい傾向にあります。年収が300万円代でも貯蓄が1000万円に達している人もいるのです。そして、貯蓄が上手な人は我慢や辛さを伴うような方法ではなく、「節約すべきもの」の見極めがうまいという特徴があります。簡単にいうと、「必要なものだけを買い、無駄な買い物はしない」ことで支出を抑えているのです。

安い食材だけで貧相な食卓を囲む生活は、おうち時間が重視されている今こそ見直したいところ。貯蓄が上手な人は食費を極端に削るのではなく、食品ロスを出さないようにしています。安い食材を大量に買っても食べきれなかったらもったいないですよね。それを繰り返していたら、節約しているつもりなのに浪費しているという負の状態に陥ってしまいます。貯蓄上手な人は、買い物するときに献立をあらかじめ考えていたり、購入後に長持ちさせるような一手間を加えていたりして、「買いっぱなし」にならない工夫を取り入れています。