さいごに
現役世代の働き方や貯蓄、そして年金額は人それぞれですので、「老後にいくら必要だ」と一概に言うことはできません。
とはいえ、年金収入だけでは不足する部分については、リタイヤ前に貯蓄として準備をしておく必要があるわけです。
人生100年時代。長い老後生活を見据えた資金形成は、ご夫婦で協力しながら極力早い年齢でスタートされることをおすすめします。
超低金利政策が続き、金融機関に漠然とお金を預けていても、受け取る利息はごくわずか。
そんな今こそ、「お金に働いてもらう」、資産運用をスタートすることを検討されてもよいタイミングかもしれません。
「貯金以外に、お金を貯めながら増やしていく方法が知りたい」
「金融商品って色々ありすぎてどれを選べばいいかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方は、一度お金のプロに相談されてみてもよいでしょう。ご夫婦のライフスタイルに寄り添う、オーダーメイドの「お金の育て方」と出会うきっかけになるかもしれません。
参考資料
- 厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況(2019 年)」
- 企業年金連合会 用語集「第一号厚生年金被保険者」
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」