「年金以外」で老後に備えるために

長期化するコロナ禍。1年後、いや、半年後の世の中の動きですら予測がつかないこんにち。働き盛りの現役世代の多くが、将来への漠然とした不安を抱えているはずです。

家族の健康のこと、仕事やお金のこと、そしてご自身の将来のこと。

そんな今こそ、「老後は公的年金だけが頼り」という考え方を考え直す時期であるといえるでしょう。

リタイヤ後にお金で困ることがないよう、働き盛りの若い頃から、コツコツと資金形成を行っていく必要があります。

つみたてNISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用して積立投資を続けていくことで、「長期・分散・つみたて」投資の効果によって、積立てた金額以上の資金を準備することも期待できます。

また、個人年金保険で毎月将来の年金資金を積立てていく場合、一定の条件を満たせば「個人年金控除」の対象となり、課税所得から最大4万円控除することができます。

こうした税制優遇制度を上手に活用し、コツコツと積立てていくと、老後の安心感はより高いものとなることが期待できます。