家具の種類や料金プラン、レンタル期間など少しずつ違いはありますが、いずれも月額定額料金での利用が可能です。

コロナ禍以前からサービス自体はあったものの、昨年から今年にかけて大手の参入が続きました。通販専業のアスクルやディノスをはじめ、多くの店舗を持つ良品計画もサービスを開始したのです。

無印良品:店舗を活用し1~4年の年額プランで展開

良品計画は2020年7月より約3か月間、無印良品とIDÉEの家具・インテリア用品を6種のセットにして月額レンタルするサービスを期間限定で試験的に行っていました。

その結果、セットではなく単品でのサービスを求める声が多かったため、ベッド、デスク、チェア、収納家具など、汎用性が高くシンプルで、パーツ交換やメンテナンスが可能な13商品を選び、本格的なサブスクサービスに乗り出しました。

商品選定やサービス内容の確認をはじめ、配送料や組立作業料、月額使用料などの支払いや契約は国内182店舗にて行います。申し込み金、デポジット、保証金といった初期費用は一切かかりません。また、現在は店舗経由限定なものの、今後はオンラインでのサービス受付も予定しています。

契約プランは1年・2年・3年・4年の年単位となっていて、商品ごとに利用期間に合わせた月額料金が設定されています。長期契約するほど月額料金は下がり、たとえばシングルベッドを借りた場合の月額料金は1年契約では2,290円ですが、4年契約ならば600円と安くなります。