在宅勤務やステイホームの拡大により、“自宅でいかに快適に過ごすか”に注目が集まっています。そのため、上質で使いやすい家具を低価格で必要な時期だけ使える「サブスクリプションサービス」の人気が上昇し、家具販売大手も次々に乗り出しました。
活性化する家具のサブスク市場でおすすめしたい3社の新サービスを紹介します。
定額制で家具を借りるサブスクサービスに大手が相次いで参入
コロナ禍では、外出自粛を強いられたことで改めて生活空間を見直したり、落ち込みがちな気分を変えたりしたいと思う人が増えたようです。長時間にわたるテレワークの疲れを和らげるために、使いやすいデスクや椅子を求めるといった動きも目立ちました。
こういった消費行動から矢野経済研究所では昨年11月、2020年のホームファッション小売市場は前年比101.4%の3兆3,845億円まで広がるとの予測を発表しています。
ステイホームを追い風にこの1年間急速に伸びてきたのが、月額定額制で家具を借りる「サブスクリプションサービス」です。
良質な家具はそれなりに値段も張りますが、サブスクならばレンタル代金だけで利用でき、気に入った場合はそのまま購入することもできます。もともとは一人暮らしの若者や単身赴任者に人気のサービスでしたが、withコロナにより一般家庭にも広がってきました。
家具のサブスクサービスのメリットは、「良質で高級な家具も低価格で使える」「飽きれば取り替えられる」「生活空間を手軽に変えられる」「処分の手間がかからない」「気に入れば購入できる」などです。