東証マザーズ株価指数は小幅続伸、売買代金は6日連続で2,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,786万株、売買代金は1,586億円となりました。

出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。前日より増えたものの、個人投資家の物色意欲が回復せず、売買代金は6日連続で2,000億円を下回るなど低調な商いが続きました。

また、株価指数も小幅な値動きに止まる中、最後は小幅続伸で引けました。しかし、終値は1,200ポイントを大きく下回ったままです。

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日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファナック(6954)
  • KDDI(9433)
  • アドバンテスト(6857)

前日に発表された2月の工作機械受注額が好調だったことを受け、ファナックが一時+5%高に迫る急騰となり、DMG森精機(6141)が急騰して昨年来高値を更新するなど、機械株が総じて買われました。

また、米国のハイテク株高を受けた日本のハイテク株は、半導体関連株は意外にも下落が目立った半面、富士通(6702)やNEC(6701)などDX関連銘柄が急反発しています。

さらに、商社株への買いも止まず、伊藤忠商事(8001)と三菱商事(8058)が3日連続で昨年来高値を更新しましたが、丸紅(8002)や三井物産(8031)は値を下げました。