ピコ太郎も騒然の普段メールでやりがちな「PPAP全面禁止」とは何か

Ivan Majtan/Shutterstock.com

やや前になりますが、2021年1月下旬に「PPAP全面禁止」がTwitterトレンド入りしました。

代表曲が同じく「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」であるピコ太郎氏がそれに反応して、PPAP全面禁止を発表したと報じられた日立製作所の「この木なんの木」の替え歌を披露し、こちらも話題になりました。

しかし、全面禁止されたPPAPはピコ太郎氏の楽曲ではなく、全く別の行為です。今回はこの別の行為である「PPAP」について解説をします。

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PPAP=パスワード付きzipファイル送付のあとにパスワードを別送すること

PPAPの明確な指摘は、プライバシーマーク制度を運用している一般社団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)に当時所属していた大泰司 章(おおたいし あきら)氏の発表資料中にあります。ちなみに、初出はJIPDECがノベルティとして用意したジップロックのパッケージであるようです。

PPAPの正式名称にも言及があり、下記の通りでした。

  • Passwordつきzip暗号化ファイルを送ります
  • Passwordを送ります
  • Aん号化
  • Protocol

パスワード付きzipファイルをメールで添付し、そのあとにパスワードを同じ宛先に別送する……という行為は、メールを扱う仕事であれば必ず遭遇するものです。

しかし、プライバシーマーク制度を運用している団体に所属している方が、団体名を明示した状態で「PPAP=パスワード付きzipファイルをメールで添付し、そのあとにパスワードを同じ宛先に別送する行為は非推奨」としていることに注目する必要があります。

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執筆者
當瀬 ななみ

東京大学文学部卒。大学卒業後、株式会社カヤックなどの複数のソーシャルゲーム企業でゲームの企画や運営・KPI分析に従事。現在はwebサービス・アプリを運用する、東証一部上場の事業会社に勤務し、サービス企画・ディレクション・KPI分析・担当サービスのP/L管理に従事。業務の一環として官公庁の統計データ分析・企業の決算分析などを行っていたことから、経済メディアに寄稿多数。webサービス・アプリの実績を分析し、それらが及ぼす影響についての解説記事を執筆。