老後資金は「じぶんで」作る、という発想
「夫婦ともに国民年金のみ」など、将来の年金収入に不安があるご家庭も多いかと思います。
そんな場合は、今回ご紹介した方法をご参考にしていただき、少しでも受給額を増やす工夫をしておきたいものですね。
国民年金と厚生年金はそもそものしくみが異なりますので、受給額を比較した場合、どうしても厚生年金に軍配が上がってしまいます。
「長い老後の生活、国民年金だけでは心許ないな・・・」と感じた人は、自力で資産形成をしていく必要があります。つみたてNISAやiDeCo、個人年金保険などを活用しながら、老後に向けたマネープランを練っていくことも視野にいれるとよいでしょう。
ただ、資産運用ビギナーさんの場合、数ある金融商品の中からご自身に合うものを選んでいくことは、ちょっとハードルが高いですよね。
そんな場合は、経験豊かなお金のプロに相談する手もあります。あなたとご家族のライフプランに沿った、オーダーメイドのお金の育て方と出会うきっかけになるかもしれません。
参考資料
- 厚生労働省「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「老齢基礎年金の繰下げ受給」
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました」
- 日本年金機構「付加保険料の納付のご案内」
- 国民年金基金連合会「国民年金基金」
- 日本年金機構「国民年金前納割引制度」