一昔前は「衝動買い」といえば「お店で一目ぼれして…」が定番でしたが、最近では「SNSで一目ぼれして」が多くなってきているようです。特にインスタグラムの投稿で紹介されていた商品がとても素敵に見えて、思わず…という人が増えているもよう。

そこで今回は、インスタグラムを眺めているうちについつい衝動買いしてしまった人たちの、悲喜こもごもエピソードをご紹介します。

7割が「インスタグラムで衝動買い」経験アリ

次世代型マイクロマーケティングを提供しているトレンダーズが、2020年12月に「週3回以上インスタグラムを閲覧している20〜30代の未就学児ママ300名」に実施したアンケートによると、全体の74%の人が「インスタグラムを閲覧していて衝動買いをした経験アリ」と答えています。

また、彼女たちは「買い物の参考にしているインスタグラムのアカウント」として、第1位に「友人・知人」、第2位に「自分の興味や好みに合う一般人」、そして第3位には「フォロワーの多い一般人」と回答しました。

「買い物をする際に参考にしているインスタグラムの投稿内容は?」という問いには、約73%が「画像や動画で伝わる情報」と回答。

つまり、20〜30代の女性たちは「自分と好みが似ている」と感じるアカウントの投稿をフォローして、直感で「これは私好みに違いない」と感じたものを購入してしまう傾向にある、ということでしょう。

詳細な商品情報を検索・熟読して自分なりの納得感を得るのではなく、ビジュアル重視で直感的に購入するというのは、まさに現代的な衝動買いですね。

ビジュアルを重視したばっかりに…

とはいえ、すべての女性が投稿から伝わる雰囲気と自分の直感を信じた買い物で大成功した!という訳ではなさそうです。中には「直感を信じるんじゃなかった…」と痛い目を見てしまった人もたくさんいます。