ねんきん受給の開始時期「あなたは早める?遅らせる?」

~繰り上げ・繰り下げ受給の「損と得」~

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年金支給を遅らせることで、年金受給額を増額させることができる「繰り下げ受給」。これは、老後の収入を増やす手段の1つとしてもよく知られています。

その反対に、年金受給を前倒しにする「繰り上げ受給」をした場合、私たちは「損」をしてしまうのでしょうか。それぞれの受給方法の内容や、「繰り上げ受給」の注意点について確認していきましょう。

年金のキホン「2階建て制度」のおさらい

まずは、年金の基本となる仕組みをおさえておきましょう。日本の年金のしくみは「2階建て」などとも呼ばれます。

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1階部分「国民年金」

日本に住む20歳以上60歳未満の全員に加入義務

2階部分「厚生年金」

公務員や会社員などが「国民年金」に上乗せして加入

やがて老後を迎えると、厚生年金に加入していたサラリーマンや公務員は、1階と2階部分である「老齢基礎年金」+「老齢厚生年金」を、国民年金のみに加入していた自営業やフリーランス、専業主婦(夫)は、1階部分の「老齢基礎年金」のみを受給することになります。

この「国民年金」と「厚生年金」の支給開始年齢は、どちらも「原則」65歳です。「原則」とカッコでくくった理由を、次でお話していきましょう。

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執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。