子どもの学力レベルへの関心が低い
また、「国内における学力レベルを把握したい」と考える保護者の割合も11カ国中最下位となりました。
1位のミャンマーが91.7%、2位のタイは90.6%、3位は88.0%の中国とアジア勢がトップ3を独占。
日本は60.0%と低い結果でしたが、2番目に低いフランス(64.6%)を除いた他の国々では75%以上の保護者が「我が子の国内での学力レベルがどの程度ものか」と関心を寄せています。
さらに、「海外における学力レベルを把握したい」となると、さらに数値が低くなりました。「把握したい」と答えた日本の保護者は26.6%にとどまり、11カ国の中で断トツの最下位です。
日本に次いで低いフランスでも49.0%と約半数の保護者が海外での学力レベルを把握したいと考えていることを踏まえると、日本の保護者は「海外で活躍する」ことを他国に比べて重要視していないとも読み取れます。