コロナ渦で働くアラサー・アラフォー女性のみなさん、毎日お疲れさまです。この1年で生活スタイルや働き方が一変したという人も少なくないかと思います。
不安を抱えている人も多いなか、生活と直結する「お金」について関心が高まっています。
もともと老後のお金について漠然とした不安はありましたが、コロナ渦でより不安が増長されているように感じます。
今、生きるのに精一杯のわたしたちは、お金とどのように向き合っていく必要があるのでしょうか。
今回はFPの視点から、はたらく世代の独身アラサー・アラフォー女性に向け、10分でわかる資産運用についてご紹介したいと思います。
「資産運用」とは何か
最近、イデコやつみたてニーサ、資産運用、投資、などというワードをよく聞きませんか?
これはコロナ禍がきっかけで、投資について関心が高まったためとも言われています。
休職や失業の影響で収入が減り、その結果、自助努力でお金を増やしていくしかないとみなさんが気付き始めたからかもしれません。
資産運用に関するワードを目にする機会が多くなったのは、このためではないかと感じています。
コロナの状況は一刻も早く落ち着いてほしいのですが、お金の関心が増えたことは喜ぶべきことです。
これを機に資産運用にチャレンジして、お金に働いてもらうことを生活に取り入れていただければと思います。
なぜ資産運用が必要なのでしょうか。
実は一昔前はお金を銀行や郵便局に預けているだけで利子が付き、お金が増えていました。
その恩恵に預かれた日本人は多く、「貯金していれば安心」、「貯金しなさい」ということが、今も常識のように語られています。
ところが、今は銀行や郵便局に預けてもお金は増えません。ほとんど利子のつかない状態です。
そのため、貯金以外の方法でお金に働いてもらうこと、すなわち資産運用を考える必要が出てきたのです。