元大統領夫人たちにみる、アメリカの「お金持ち女性」の特徴

メラニア・トランプ夫人(Evan El-Amin/shutterstock.com)

「アメリカの富裕層の女性」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか。じつはアメリカの富裕層女性の特徴は時代と共に多様化しているようです。それは米大統領の夫人たちからも比較観察することができます。

「ローラ・ブッシュ」タイプ、「ミシェル・オバマ」タイプ、「メラニア・トランプ」タイプこの3人の元米大統領夫人を例に富裕層の女性の特徴を見ていきます。

名家の嫁の品格―ローラ・ブッシュ

ローラ・ブッシュ夫人は元祖富裕層夫人像といえます。保守的なテキサス州でアメリカの古き良き時代の典型的な恵まれた家庭の1人っ子として何一つ不自由なく育ち、富豪ブッシュ家に嫁ぎました。控えめで嫌味のない古典的な品のある女性らしさは、共和党支持者だけでなく幅広い層から好感をもたれているようです。

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ローラ夫人は南メソジスト大学卒業後、小学校の教員となりました。その後テキサス大学で図書館情報学修士号を取得し図書館司書として30歳過ぎまで独身で働いていました。その時代としては比較的晩婚です。

ブッシュ家の嫁となれば羨ましがられるかもしれません。しかし嫁姑、夫のアルコール問題、名家ならではの多くの苦労を乗り越えてきたようです。でしゃばることなく控え目でありながら、陰でしっかり夫や家族をコントロールする聡明さや度量の大きさ、誰にでも優しく接する余裕と品格、まさに保守的な名家、政治家の嫁になるべく資質を備えた女性といえます。

このような保守的な名家の女性は、古典的な上品さを選ぶ傾向があります。母親や義母から代々愛用された高質のモノを譲りうけるというのも名家ならではの特徴のようです。いくら財産はあっても、名家という一族の目を気にしてあまり好き勝手な派手なライフスタイルもできないのでしょう。

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執筆者

米州立大学 経済学部卒(Summa Cum Laude)。日本の専門商社にて海外輸出業務に従事した後、米州立大学のアクセシビリティサービスで障害学生支援に携わる。現在は、アメリカの低所得層の子供達を対象にした学習支援団体に所属し小学生と共に成長中。Twitter :MikiBright3