さらに、

「コロナをきっかけに自分の体を見直すようになり、今まで行っていなかった歯科医院での定期健診や婦人科系のがん検診に行くようになった。その結果、美容代よりも歯のクリーニング、漢方、便利な生理用アイテム、体を冷やさない食べ物や衣服などにお金を出したいと思うようになった」

という20代女性も。

お金の使いどころが自分を着飾るための衣服や美容よりも、体にとって本当に大切な健康維持へと変わった人は少なくないのでしょう。

健康への意識が全世代に広がった

日々の心身の健康や将来への”健康投資”に注目が集まり、人々の消費行動も大きく変わっているこのコロナ禍。

これまでは「健康のためにお金を使う」と聞くと、どこか中高年以上のイメージがありました。しかし20~30代の女性のリアルな声を聞いてみると、コロナをきっかけに健康のためにお金を使うのはもはや、全年代共通の行動パターンになっていると言えるかもしれません。

参考資料

働く女性の「ストレスと健康」に関する意識調査」(株式会社ナガセビューティケァ)

富士 みやこ