「私はどれぐらい退職金がもらえるのだろう?」
自身の退職金がいくらもらえるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
老後の生活を想像する時、老後の生活費の支えとなる退職金額がわからないと、老後の具体的な計画も立てられませんよね。
今回は10年以上金融機関で働いてきた私の経験から、公務員と会社員の退職金はどれぐらいもらえるのか、またどっちが多いのかを見ていきたいと思います。
公務員の退職金はいくらか
まずは国家公務員から見てみましょう。
内閣官房「退職手当の支給状況(令和元年分)」によると以下の様になります。
行政職俸給表(一)適用者で勤続年数が35~39年の場合
- 平均支給額:2206万2000円
行政職俸給表(一)適用者で勤続年数が40年以上の場合
- 平均支給額:2166万7000円
次に、地方公務員を見てみましょう。
総務省が発表した「令和2年給与・定員等の調査結果等」より、それぞれの行政単位において「60歳定年退職者の平均支給額」を単純平均して見ていきます。
都道府県(47団体)
- 全職種:2211万2000円
政令指定都市(20団体)
- 全職種:2162万9000円
公務員であれば、国家公務員か地方公務員に関わらず、おおよそ2000万円以上は退職金を貰えると言えそうです。