近畿圏ユーザーはコロナ禍でも「三ノ宮」「本町」に住みたい

続いて、近畿圏にも目を向けてみましょう。

近畿圏版 LIFULL HOME'S 借りて住みたい街(駅)ランキング

1位:三ノ宮 (JR東海道・山陽本線ほか)
2位:新大阪 (大阪市営御堂筋線ほか)
3位:武庫之荘 (阪急神戸本線)
4位:姫路 (JR東海道・山陽本線ほか)
5位:江坂 (大阪市営御堂筋線ほか)

近畿圏版 LIFULL HOME'S 買って住みたい街(駅)ランキング

1位:本町 (大阪市営御堂筋線ほか)
2位:三ノ宮 (JR東海道・山陽本線)
3位:谷町四丁目 (大阪市営谷町線ほか)
4位:香里園 (京阪本線)
5位:寝屋川市 (京阪本線)

借りて住みたい街ランキングは、コロナ禍でもほとんど変化がありません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて生活様式が変わっても、別の街の物件を借りて住みたいという気持ちにはなっていないようですね。

一方、買って住みたい街ランキングは、地下鉄御堂筋線「本町」が2年連続で 1位となりました。続いて、2位には借りて住みたい街1位の「三ノ宮」が前回 32位から大きく順位を上げました。交通と生活の利便性が共に良好なエリアに注目が集まっています。

おわりに

今回は、2021年版の住みたい街ランキングを紹介しました。このままテレワークやオンライン授業が定着すると、首都圏に住む賃貸ユーザーの「脱・都心」および「郊外人気増」の傾向は続くかもしれません。より快適な生活を求めて住みたい街は変化していくでしょう。

参考資料

瀬戸山 佳菜