東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は8日ぶりに2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億753万株、売買代金は2,180億円となり、いずれも前日より増加しました。

久々に個人投資家の物色意欲が盛り上がり、売買代金は201日連続で1,000億円を上回り、8日ぶりに2,000億円を上回っています。

また、株価指数も+2%高の大幅反発となり、再び1,300ポイント回復が視野に入ってきました。

トヨタ、ホンダ、日産の日系ビッグスリーが昨年来高値を更新、減配見通しのJTが暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ダイキン工業(6367)
  • ファーストリテイリング(9983)

この日は、業績ボトムアウトが鮮明となりつつある自動車関連株が大きく買われました。

前日の決算発表で通期業績(2021年3月期)予想を上方修正したホンダ(7267)が一時+7%高に迫る急騰となり昨年来高値を更新し、赤字幅縮小ながら業績見通しを上方修正した日産自動車(7201)も一時+5%超高へ急騰して高値更新となりました。

また、すっかり定例化した取引時間中の決算発表を行ったトヨタ自動車(7203)も、通期予想の上方修正で直後に一時+3%超高へ大幅高となり昨年来高値を更新しましたが、その後は上げ幅を縮小して引けています。

さらに、タイヤメーカーも買われ、ブリヂストン(5108)が高値を更新し、住友ゴム工業(5110)は爆騰、横浜ゴム(5101)も急騰しました。