喫茶代1位・2位はモーニングがあるあの街

最後に、喫茶代について紹介します。

喫茶代支出額ランキング(総務省家計調査をもとに筆者作成)

「喫茶代」1位は岐阜市、2位は名古屋市、3位は東京都区部です。岐阜市は支出額が1万4,522円と、全国平均の2倍以上も喫茶代にお金をかけています。

モーニングといえば名古屋というイメージが強いですが、実は岐阜県にもモーニング文化があります。モーニングとは、飲み物を注文するとトーストやゆで卵、お店によっては食べ放題が無料で付いてくるという嬉しいサービスのこと。

コーヒー1杯の値段で豪華な朝食が食べられるのであれば、早起きしてでも喫茶店に行きたくなってしまいますよね。

まとめ

外食の支出額をみてみたら、知らなかった地域ごとの食の好みがみえてきました。現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けた二度目の緊急事態宣言により、一部地域の飲食店については20時までの時短営業が要請されています。外食産業は大きな打撃を受けていますし、外食好きの人も我慢が続く日々でしょう。

緊急事態宣言が解除され状況が落ち着いたら、また以前のように外食を思いっきり楽しみたいものですね。

参考資料

石黒 杏樹