東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は5日連続で2,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,644万株、売買代金は1,596億円となりました。
出来高は前日より増加しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。個人投資家の物色意欲が盛り上がりを欠く中、売買代金は198日連続で1,000億円を上回りましたが、5日連続で2,000億円を割り込んでいます。
一方、一部の主力銘柄が大幅下落となったこと等を受け、株価指数は小幅下落ながら5日ぶりの反落となりました。
アップルカー思惑等でマツダが大爆騰のストップ高、日産自動車と三菱自動車も爆騰
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- テルモ(4543)
5日(金)は、米国アップル社が開発する自動運転機能を備えたEV(通称:アップルカー)を日本の自動車メーカーに生産委託するという憶測・思惑が駆け巡りました。これを受け、販売低迷が続き稼働率が低迷しながらもEV技術を有する三菱自動車(7211)が一時+14%超高へ爆騰し、日産自動車(7201)も一時+8%超高へ急騰しました。
さらに、前日に通期業績予想を上方修正(営業利益を従前の▲400億円→トントンの0へ)したマツダ(7261)は同様の思惑で+19%弱高の大爆騰となり、ストップ高のまま引けています。ただ、アップルカーの生産は韓国車メーカーに委託されるという情報も流れており、梯子を外されて“あらら…”となるリスクは拭えません。
また、前日に爆騰となったソニー(6758)は一時+8%高へ急騰となり、堅調に推移した日立製作所(6501)とともに連日で昨年来高値更新となりました。