その他では、家電量販店の最大手の1つヤマダホールディングス(9831)が、「1,000億円を投じて郊外や地方で家電や家具を扱う大型店を大量出店する」という観測記事が報じられました(日本経済新聞)。
それを受けて、ヤマダHD傘下にある大塚家具(8186)が、久美子社長辞任後の戦略が明確になるとの思惑から+28%高に迫る大爆騰のストップ高で引けたことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- エムスリー(2413)
- TDK(6762)
- アドバンテスト(6857)
株価上昇が続いてきた電子部品が総じて利益確定売りに押され、日本電産(6594)、ローム(6963)、TDKなどが大幅安となりました。
また、緊急事態宣言が延長されたものの、解除もそう遠くないとの思惑から宅配株が総じて売られ、ヤマトホールディングス(9064)が大幅安となり、日本通運(9062)も大きく値を下げています。
その他では、総じて買われた小売り株の中で目先の材料一巡感から、しまむら(8227)が大幅逆行安となり、医薬品株では小林製薬(4967)が大幅続落となったことが目を引きました。
葛西 裕一