2021年1月22日に行われた、株式会社サカタのタネ2021年5月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社サカタのタネ 代表取締役社長 坂田宏 氏

2021年5月期第2四半期決算説明会

坂田宏氏:代表取締役社長の坂田宏でございます。本日はみなさま大変お忙しい中、当社の決算説明の動画をご視聴いただきまして誠にありがとうございます。

まずはじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞いを申し上げます。また、国内外で過酷な業務に従事されている医療関係者の方々に敬意を表するとともに、心より感謝申し上げます。

今回の決算発表につきましては、緊急事態宣言下での外出制限と感染拡大の防止のため、前回の昨年7月の決算発表と同様にウェブでのご説明とさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

それでは、画面にありますとおり、この内容に沿って説明を進めさせていただければと思います。なおローマ数字の「Ⅴ」にあります資料集につきましては、資料のみとなりますのでご了承ください。

新型コロナウイルス感染症への対応

まずはじめに、新型コロナウイルス感染症への対応状況と当社事業への影響につきましてご説明いたします。対応としましては、基本的に前回ご説明しました対策や施策を継続、さらに安全面を重視して実施しております。

会食や懇親会などの自粛をすでに徹底して行っているほか、時差出勤、在宅勤務体制を定着化させるなどにより、オフィス内での感染防止策を行っており、現在のところクラスター化などの深刻な状況には至っておりません。

また、部門別でもこれまでの感染対策の経験を生かしており、大きな問題はなく業務を遂行しております。海外では、各国で種苗業はエッセンシャルカテゴリー、不可欠な分野として位置付けられ活動を許可されております。

したがいまして、グループ全体で感染拡大の防止と事業活動を両立できており、世界各国で安定して種子を供給することができております。

新型コロナウイルス感染症の影響①

次に、上半期業績における新型コロナウイルス感染症の事業への影響について、各リスク要因ごとに現在の状況をご説明いたします。

まず、グローバルでヒトの移動が制限されることによるリスクですが、花事業においては、業務用の装飾や公共施設などでの植栽用の需要がイベントの中止などに伴い世界的に減少いたしました。

この業務用需要の落ち込みを補うまでには至りませんでしたが、一方で、花を楽しむ文化が定着している先進国を中心に、家庭での利用は増加しております。結果として、業務用需要の落ち込みを家庭用需要が支えるかたちとなり、上半期業績への影響は軽微でした。

また、当初懸念していた国外からの労働力に頼る生花物の産地での労働力不足については、世界各国で状況が異なっており注視が必要です。現状においては、総じて作付け面積の大幅な減少は見られず、種子の需要に大きな影響は出ておりません。

さらには、渡航禁止などを含む移動外出制限により営業や調査活動が制限されましたが、短期的には影響は出ておりません。また、外食の自粛により野菜の業務需要が減少傾向にありますが、花と同様に家庭用の需要が増加傾向にあり、消費を支えております。

新型コロナウイルス感染症の影響②

続きまして、モノの移動制限に伴うリスクについてです。種まきの適期に種が産地に届かないリスクなどを想定しておりましたが、輸出業務では航空便の減便で影響は受けているものの、前倒し出荷などで対応することができ、現在までのところ大きな影響はありませんでした。

また、一部の為替リスクについては、ブラジル、トルコ、南アフリカなど、当社の拠点がある新興国において通貨の下落が発生しております。今後のグローバルでの景気動向や世界経済の先行きは不透明感が強く予断を許さない状況ですが、引き続き注視していきたいと考えております。

総括といたしますと、2021年5月期の上半期につきましては、花種子の減少や新興国の為替など想定していたリスクが顕在化しましたが、事業全体における新型コロナウイルス感染症の影響は軽微となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響③

これまでご説明したリスクに加えて、現在想定している中長期的なリスク要因とその対応についてご説明いたします。主要なものとして、グローバルでの移動制限に伴うリスクですが、先ほどご説明しましたとおり、短期的には大きな影響は出ておりません。

もしこの状況がさらに長期化し、営業、販売活動、栽培指導や試作調査などへの制限が続いた場合、商品開発や新たな産地開拓に影響が出る可能性があります。特に商品開発では、現地の気象状況変化において品種の特性や生育状況を確認していくことが非常に重要であり、現在では現地スタッフを中心に対応をしております。

また、これらの活動を補完し、あるいは代替するかたちで、各種営業、販売促進活動のオンライン化などの体制を整備しております。これらの点につきましてはこのあとトピックスにてご説明いたします。

今後、早期の移動制限の解除が望まれますが、ワクチンの開発状況や政府の動向を注視し、中長期的な視点で随時対応をしてまいります。

2021年5月期 第2四半期 業績概要(連結ベース)

それでは、2021年5月期の第2四半期決算の概要をご説明申し上げます。なお、本資料で使用している決算数字は単位未満を四捨五入しております。したがいまして、決算短信とは一部表示が異なりますのでご了解ください。

ご覧のとおり、連結の業績は前期比で大幅な増収増益となりました。内訳といたしましては、売上高は前期比10パーセントプラスの315億円となりました。

営業利益は前期比46.9パーセントプラスの56億円、経常利益は前期比33.9パーセントプラスの58億円、そして純利益は前期比39.5パーセントプラスの43億円となりました。画面右側の当初予想比では、売上高は25億円、営業利益は22億円、経常利益は22億円、そして当期純利益は18億円それぞれ上回りました。

2021年5月期 第2四半期 実績(純利益)

それでは、まず純利益の前期比増減要因をご説明申し上げます。売上総利益は、主に増収により18億円の増加となりました。

販管費は本社のシステム更新費用が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の拡大により出張旅費や広告宣伝費が減少し、微減となりました。営業外損益は、為替差損が生じたことなどにより3億円悪化いたしました。これらの結果、純利益は前期比プラス12億円の43億円となりました。

2021年5月期 第2四半期 事業部門別の状況

次に、事業部門別セグメントの状況についてご説明いたします。国内卸売事業は花種子と球根の売上は減少しましたが、野菜種子と資材の売上が増加し、前期比増収となりました。

営業利益は、売上の増加と利益率の向上などにより前期比増益となりました。海外卸売事業は花種子の売上は減少しましたが、野菜種子の販売が好調に推移し、前期比増収となりました。営業利益は、売上の増加と販管費の減少などにより前期比増益となりました。

小売事業では、巣ごもり需要にこうした営業展開が功を奏し、前期比増収となりました。営業損益は、利益率の低下により若干のマイナスとなりました。

その他事業の造園緑化分野では、新型コロナウイルス感染症の拡大により管理施設の閉鎖などのマイナス影響はありましたが、新たな指定管理者施設が増加したことや、民間公共工事の受注を獲得したことから前期比大幅増収となりました。それに伴い、営業利益も大幅に増加いたしました。

2021年5月期 第2四半期 実績 品目別売上高

続きまして、前期比での品目別売上高の増減をご説明いたします。野菜はブロッコリーやトマトなどの主力品目が好調に推移したことに加え、中国向けニンジン種子の販売時期の変更によるプラス要因、そして家庭園芸での需要増や前倒し需要もあり大幅な増収となりました。

花は新型コロナウイルス感染症の拡大により、イベントや冠婚葬祭関連の装飾および植栽用の需要が減少し、前期比減収となりました。資材は、家庭園芸などの需要増により増収となりました。また、その他では造園緑化分野が大幅な増収となりました。

2021年5月期 第2四半期 実績 販売先別地域別売上高

次に、販売先別の売上高の増減についてご説明いたします。各地域の詳細につきましては後ほどご説明いたしますので、ここでは全体の状況のみご説明いたします。

現地通貨ベースの売上高は全地域で増収となりましたが、円ベースではブラジルレアルが大きく下落した南米のみ若干のマイナスとなりました。なお、為替による影響は新興国を中心に発生し、全体でマイナス3億円となりました。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高① 【日本】

それでは、地域ごとにご説明いたします。まず日本の売上についてですが、野菜種子はブロッコリー、トマトなどが増加し、増収となりました。花種子は、トルコキキョウ、ヒマワリなどが増加いたしましたが、パンジーやストックなどが減少し、微減となりました。

資材は巣ごもり需要により園芸資材の売上が増加したほか、天候不順に対応した当社オリジナルの高機能液肥や灌水関連資材が好調に推移し、増収となりました。造園緑化分野は大幅に増収となり、国内全体では前期比8億円増、6.7パーセントプラスの121億円となりました。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高② 【北中米】

次に、海外売上高について地域ごとに現地通貨ベースでの状況をご説明いたします。北中米地域では、野菜は昨年カリフォルニア州のバンガードを買収した効果などによりレタスが増加したほか、トマト、キャベツも増加いたしました。

花は新型コロナウイルス感染症の拡大は軽微にとどまり、ほぼ横ばいでした。その結果、全体で前期比300万ドル増、7パーセントプラスの4,600万ドルとなりました。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高③ 【欧州・中近東】

次に、欧州・中近東地域の売上についてご説明いたします。野菜は、ブロッコリー、カボチャ、ネギなどが増加いたしました。

花は、新型コロナウイルス感染症の影響から主力のトルコキキョウが減少をいたしましたが、想定よりも小幅にとどまりました。その結果、全体で前期比400万ユーロ増、8.9パーセントプラスの4,800万ユーロとなりました。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高④ 【南米】

次に、南米での売上についてご説明いたします。野菜は、ブロッコリー、カボチャ、トマトなどが増加し、大幅な増収となりました。花もヒマワリなどが増加し、増収となりました。その結果、全体で前期比2,200万レアル増、36.6パーセントプラスの8,100万レアルとなりました。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高⑤ 【アジア】

アジア地域では複数の通貨での取り引きとなるため、円ベースにて開示いたしますのでご了解ください。アジア地域全体では、前期比10億円増、19.9パーセントプラスの60億円となりました。

これは商流変更により出荷時期が後ろ倒しとなっていた中国向けにんじん種子が販売されたことに加え、ブロッコリー、カリフラワー、トルコキキョウなどが好調に推移した結果によるものです。

2021年5月期 第2四半期 地域別売上高⑥ 【その他(アフリカ・オセアニア)】

最後に、その他として、アフリカおよびオセアニア地域向けの売上をご説明いたします。アジアと同様に、こちらも円ベースにて開示いたしますのでご了解ください。

その他の地域では、南アフリカランドの通貨安はありましたが、キャベツやカボチャなどが好調に推移し、円ベースでも前期比1億円増、12.8パーセントプラスの11億円となりました。

2021年5月期 第2四半期 主な販管費の状況

続きまして、販管費についてご説明いたします。販管費は、前期比で4,000万円減少いたしました。なお、為替による影響はマイナス1億4,000万円でした。

本社のシステム更新費用として人件費などが増加しましたが、その他経費の削減に務めたことに加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により出張旅費などが未消化に終わったことなどによるものです。

2021年5月期 通期予想 (連結ベース)

それでは、2021年5月期の通期予想および配当政策についてご説明申し上げます。まず通期予想ですが、売上高および利益項目を上方修正いたしました。

具体的には、売上高は上半期の新型コロナウイルス感染症の影響や、その結果としての実績および今後の販売見通しを踏まえ、当初予想から31億円引き上げました。地域別の詳細についてはこのあとご説明いたします。

粗利益率は今後の見通しなどを踏まえ、当初計画費0.6パーセント引き下げました。販管費は2億円の増加を見込みました。前年実績との比較では、売上高は前年度を上回り過去最高を見込みますが、各利益項目は本社のシステム更新費用を計上予定であることなどから、前年度実績には届かないものと見ております。

なお、想定為替レートは期初のレートから、ドルは103円、ユーロは125円、ブラジルレアルやアジア通貨は12月下旬の水準にそれぞれ変更をいたしました。また、為替感応度は営業利益の修正予想額に対し、1円の変動につきドルは約3,600万円、ユーロは約1,300万円と試算しております。

2021年5月期 通期予想 販売先別地域別売上高【当初予想比】

次に、地域別売上予想の当初予想比についてご説明いたします。日本では、主に家庭園芸向けの需要が好調であることから3億円見通しを引き上げました。海外では、北中米は円高ドル安の影響により円ベースでの予想数字を引き下げましたが、新型コロナウイルス感染症の影響は比較的軽微と見込んでおります。

種子の販売は下半期も引き続き好調に推移することが見込まれることから、欧州・中近東は14億円、南米は6億円、アジアは8億円、それぞれ当初予想から引き上げました。

2021年5月期 通期予想 販売先別地域別売上高【前期実績比】

次に、地域別売上予想の前期実績比についてご説明いたします。日本は家庭用需要は堅調ですが、業務用需要の落ち込みから1億円のマイナスを見込んでおります。

海外では、前期比でも北中米は1億円のプラス、欧州・中近東は11億円のプラス、南米は5億円のプラス、そしてアジアは14億円のプラスをそれぞれ予想しております。欧州・中近東は、円安ユーロ高の影響、アジアは中国向けニンジン種子の販売時期の変更により大幅な増収を見込んでおります。

2021年5月期 主な販管費の状況

続きまして、販管費の当初予想との差額についてご説明いたします。販管費の合計は、北中米および南米子会社のシステム関連経費を見積もったことや、ユーロの為替影響などにより当初計画から1億9,000万円の増加を見込みます。

これにより前年比でも大幅に増加する計画となりますが、本社のシステム更新費用や持続的な研究開発への投資費用などの増加を見積もっていることによるものです。

配当政策

続きまして、配当政策についてご説明いたします。上半期の当期純利益は当初予想を上回りましたが、通年ベースでは前期実績に対して減益を見込んでおります。また、新型コロナウイルス感染症の再拡大により先行きの不透明感も増している状況にあります。

したがいまして、中間配当は当初の予想どおり1株当たり15円、期末の配当予想も当初の予想を据え置き、1株当たり18円とさせていただきました。

トピックス

続きまして、トピックスについてご説明いたします。今回は当社のコロナ禍対応への施策といたしまして、画面にあります3点をご紹介いたします。

また、研究開発の成果といたしまして、当社の花壇苗の主要製品である「ジニア『プロフュージョン』」の最新品種が世界的な品評会でメダルを受賞しましたので、こちらについてもご紹介させていただきます。

1 コロナ禍への対応①

冒頭のご説明でも触れましたとおり、新型コロナウイルス感染症が拡大する状況に対応するかたちで、オンライン体制の充実を進めております。日本では、例年1月にパシフィコ横浜で開催しておりました取引先向けの商談会「サカタフェア」を今年はオンラインで開催しております。

また、従来から小売り向けネット販売を行っている「サカタのタネ オンラインショップ」も新規の顧客に対応をしたスピーディーな商品企画を展開するなど力を入れております。

海外でも当社の品種特性を知っていただく重要な機会である農場展示会をオンライン化して開催するなど、感染拡大に配慮しつつ、顧客とのコミュニケーションを深めております。

1 コロナ禍への対応②

また、外出制限の中での営業活動としてデジタルコンテンツや動画プロモーションを充実させております。こちらの画面にありますとおり、商品担当者やブリーダーが、花や野菜の栽培特性や品種の特徴、また商品の使い方などをわかりやすく解説した動画を多数作成しております。

これまで見学会にお越しいただけなかったお客さまにも当社の情報をお届けすることができており、ウィズコロナ、アフターコロナでの新たな営業ツールとして、これらを積極的に活用してまいります。

1 コロナ禍への対応③

続きまして、ウィズコロナでの巣ごもり需要の拡大と当社の施策についてご紹介いたします。すでに報道などでご承知かと思いますが、外出制限に伴い、手軽で健康的な趣味として家庭菜園や園芸が再評価されております。

当社では、国内小売事業がこうしたトレンドの受け皿となっており、比較的栽培が簡単な葉物やハーブなどの種子、また初心者の方が必要とされる培養土や園芸資材では、売上が30パーセントから50パーセント伸びた商品もございます。

これはファミリー層や若い世代など、これまで園芸に興味はあるものの購買には結びついていなかった潜在的な需要が顕在化したものと見ております。

1 コロナ禍への対応④

こうした状況を背景に、当社は初心者向けの園芸需要に対応をすべくオリジナル資材なども積極的に拡販し、新規顧客の定着化を図っていきたいと考えております。

こちらのスライドでご紹介している「Seedfun.」と「キッチンベジ」は、未経験の方には園芸のハードルを下げ、また初心者の方にはさらに園芸の楽しみを知っていただけることを目指した商品となっております。特に「Seedfun.」は2019年の発売ですが、種からの栽培を身近にする商品として多くの引き合いをいただいております。

春の園芸シーズンを目前に控えており、今後もコロナ禍により活発化した巣ごもり需要をしっかりと捉えるとともに、将来的な園芸ファンの増加につながるよう着実に取り組みを進めてまいります。

2 研究成果

続きまして、研究成果として当社が開発しました花壇苗用の新品種、「ジニア『プロフュージョン レッドイエローバイカラー』」が世界2大花き品評会とされる米国のオールアメリカセレクションズと、欧州のフロロセレクトでゴールドメダルをダブル受賞したことをご報告いたします。

オールアメリカセレクションズにおいて、ゴールドメダルは長年にわたり該当品種がなく、今回、実に17年ぶりの選出であり、さらに1つの品種が2大品評会でゴールドメダルを受賞することも業界で17年ぶりとなります。こちらの写真のように、この品種ははっきりとした赤と黄色のバイカラーが特徴です。

また、画面右側にある写真のとおり、クリアな2色から徐々にアプリコット、ピンク、ローズへと色が移り変わるユニークな特性が画期的であるとして、両品評会で高い評価をいただきました。今後も世界中に心の栄養を届けられるように、本年からグローバル市場に拡販をしてまいります。

最後になりますが、当社は種苗から生まれる価値の提供により持続的に成長していくため、今後も画面にあります4つの成長戦略、「高収益ビジネスモデルの確立」「各地域における健全な収益構造の構築と重点戦略の推進」「安定供給と効率化を実現するグローバルサプライチェーンの整備」「グローバルカンパニー実現に向けた人材育成、組織、マネジメント体制の構築」を堅持してまいります。

また、これらの成長戦略を支え、経営の効率化を実現するため、グローバルでのIT基盤の整備も進めてまいります。世界情勢は不透明感を増し、大きな価値感の変化が起きておりますが、種苗の可能性、また農園芸業の重要性は普遍であると感じております。

引き続き世界に笑顔と健康をお届けすべく、「花は心の栄養、野菜は体の栄養」というメッセージを発信し、当社事業と社会の持続的な発展を目指してまいります。以上をもちまして、2021年5月期の第2四半期決算の説明を終わらせていただきます。最後までご視聴いただき誠にありがとうございました。

記事提供: