60代で貯蓄ゼロ。老老格差はここから始まる

Anna Hoychuk/shutterstock.com

還暦を迎えた60代。ひと昔前であれば、仕事や子育てがほぼ一段落つき、セカンドライフに入る方が多かった世代ですね。

「人生100年時代」ともいわれるこんにち、60代は長い老後生活のスタートライン、といったフェーズといえるでしょう。

定年延長や再就職、自分でビジネスをスタートする、といったさまざまなスタイルで、還暦を超えても社会との接点を持ち続ける人も増えています。

さて、お金の面からみると、60代は「定年退職金が入る」「教育費の支払いがなくなる」といった理由で、それまでより家計に余裕が出る世帯が増える時期ともいえるでしょう。

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ここまで聞くと「60代って悠々自適?」といったイメージも浮かんできそうですが、実際のところ、どうなんでしょうか・・・。

今回は、セカンドライフへの入り口である60代のみなさんが、老後に向けて、どのくらいお金を準備しているのかを見ていきましょう。

還暦60代「貯蓄ゼロ世帯」は約4分の1!?

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](2019年)」によると、60代の調査世帯のうち、金融資産を保有していない世帯は、全体の約4分の1にのぼることがわかっているのです。

年齢を重ねるにつれ、病院のお世話になる機会が増えたり、住まいの老朽化や介護リフォームが必要となったり・・・と、若い頃には予想していなかった類の出費が増えていきます。そんなとき、貯蓄があるとないとでは、確実に安心感が違います。

次では、同調査の「年齢別金融資産保有額」より、60代のお金事情について見ていきましょう。

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LIMO編集部
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