趣味を見つける3つのポイント

今回は「趣味を見つける3つのポイント」についてお伝えしていきますが、3つのうち1つが「行動すること」です。残りの2つは、「自分を知ること」「自分の殻を破ること」です。詳しく解説していきましょう。

「自分を知ること」とは、自分という人間の好みを知ること。自分は何に興味を示して、どんなことが好きなのか。または、何をしているときに幸せを感じやすいのかなど、自分についての理解を高めることが大切です。趣味は自分の好みや特性の中から見つかることが多いため、自分を知ることで趣味のジャンルを絞りやすくなるでしょう。

次の「自分の殻を破ること」とは、いい意味で自分が意図することの反対側へ挑戦してみること。「運動は苦手」という人でも、何かのきっかけでスポーツに目覚めることもあります。「アウトドアは苦手。虫苦手だし」と頑なになってしまうのではなく、可能な限り自分の中で枠を広げてみると、趣味につながる出会いが訪れるかもしれません。

まずは行動してみよう

「行動すること」「自分を知ること」「自分の殻を破ること」。この3つを意識すれば、今までよりも趣味を見つけやすくなるでしょう。しかし、昨日今日で「趣味が見つかった!」という変化を感じられるわけではありません。そこで大切なのが、始めに紹介した「行動力」です。「自分が何を好きかわからないのに、どうやって行動すればいいの?」と感じてしまいますが、最初は軽い気持ちでたくさんの分野に触れてみることがポイント。

  • フィットネスクラブの体験に行ってみる
  • 友人の趣味に同行させてもらう
  • さまざまな趣味を極めている人たちと話してみる

行動する前から100%の情熱を持って挑戦できる人というのは、とても稀な存在です。筆者が見てきた中で、趣味を長く楽しんでいる人の多くは「徐々にその趣味の魅力にハマッた」という人がほとんど。最初から気負うのではなく、「試してみるか」「嫌だったらやめればいい」という気楽な気持ちでチャレンジしてみましょう。

インドア?アウトドア?自分の好みを明確に

自分に合った趣味を見つけるには、インドアかアウトドアのどちらにより興味があるのかを考えることから始めてみるのも良いでしょう。インドアなら「ゲーム」「裁縫」「プログラミング」「映画鑑賞」「音楽・アート」「動画編集」「読書」「おこもり美容」「ヨガ」など、アウトドアなら「ドライブ」「マリンスポーツ」「登山」「ランニング」「ジョギング」などさまざまな楽しみがあります。ぜひ自分の好みを明確にし、軽い気持ちで行動を起こしてみてください。きっとそこから興味のある分野が見つかったり、新たな自分に気がついたりするはずです。

広瀬 あゆみ