私は、証券会社にて21年ほど個人のお客様中心に資産運用のコンサルティングに携わってきました。日本FP協会のCFP資格認定会員でもあります。

今回は、今までのコンサルティング経験をもとに、年収400万円世帯と年収600万円世帯を比較して貯蓄はどちらが多いかについて検証したいと思います。

年収400万円、年収600万円の割合は

国税庁より令和2年9月に発表された「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は436万円となっています。

では実際に、平均給与帯である年収400万円台、そして年収600万円台の人がどれくらいいるのか、割合について見ていきたいと思います。下記の給与階級別給与所得者数、構成比を見てみましょう。

  • 100万円以下・・・4568千人、8.7%
  • 100万円超~200万円以下・・・7432千人、14.2%
  • 200万円超~300万円以下・・・7838千人、14.9%
  • 300万円超~400万円以下・・・8907千人、17.0%
  • 400万円超~500万円以下・・・7652千人、14.6%
  • 500万円超~600万円以下・・・5328千人、10.1%
  • 600万円超~700万円以下・・・3397千人、6.5%
  • 700万円超~800万円以下・・・2315千人、4.4%
  • 800万円超~900万円以下・・・1542千人、2.9%
  • 900万円超~1000万円以下・・・1012千人、1.9%
  • 1000万円超・・・2561千人、4.8%

平均年収帯である400万円超~500万円以下の割合は14.6%となっています。年収600万円以下の割合を合計すると79.5%となり、年収600万円以上は上位20%の中に入ることになります。

100人いれば、そのうち20人は年収が600万円以上ということになりますね。