次に楽天証券の口座開設のメールが届きます。こちらも手続きをウェブ上で行え、アプリのカメラ機能で本人確認書類の提出を行いました。ログインIDを受け取り、ウェブ上で初期設定を行うと口座開設完了となります。

その後、楽天証券内でポイント投資の設定を行います。ポイント投資は自分で買いたいときに買い付けをする「スポット購入」と、毎日定期的に買い付けをする「積立投資」があります。

時間がなく、なるべくリスクを抑えたいという人には、時間分散効果でリスク低減が期待できる積立投資が向いています。また、「つみたてNISA」を利用すると、運用益が非課税になるというメリットがあります。ただし、つみたてNISAでは毎年40万円が購入額上限となります。

ウェブやSNSで情報を集める

投資は必ずリスクがあるので、どの投信を選ぶかが1番の悩みです。筆者は基本的に、いったん銘柄を決めたらコツコツ積み立てたいため、放っておいても安心できるものを探しました。今はつみたてNISAを利用する人も多く、ネットやSNSでもおすすめ銘柄について詳しく解説されているので購入の参考にしました。

また筆者は日頃の息抜きにSNSを見ますが、普段のSNSタイムに加えて、つみたてNISAのおすすめ銘柄や体験談などを見るようにしています。最終的に何を選ぶかはすべて自己責任ですが、やはり実際の投資体験からは学ぶところも多くあります。また、SNSなら忙しい日々でもスキマ時間に覗くことができて便利です。

おわりに

筆者はこうしてポイント投資を始めましたが、余裕ができたらつみたてNISAの額を増やしたり、個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)を活用するのもいいかも、と考えています。

余裕のない今はスロースタートで、ポイント投資で積立投資をしながらSNSやネットで情報集をする。これだけでも「何もできていない」状態より心に余裕が生まれたのを実感しています。

なお、始める際には、くれぐれもリスクや手数料をきちんと確認してくださいね。

西谷 都